ダーク・スクール
コロナの影響で止まっていた仕事が怒涛の復活で、忙しくご無沙汰しておりました。
本日の映画は「ダーク・スクール」です。
主人公はやんちゃな女の子、キット。
過去に父を亡くし、母と再婚相手に反抗的な態度を取り、窃盗や放火など多くの問題を起こし高校を退学になる問題児です。
困った家族は更生のために名門の寄宿学校に預けることに。
この学校に問題行動を多々起こす5人の女の子が集まります。
キット、アシュリー、イジー、シエラ、ヴェロニカの5人。
ユマサーマン演じる学長は「たくさんの中から能力のある子たちを選んだ。みんな才能が開花する」と言い、絵画、音楽、数学、文学などの授業を受けさせます。
ある子は絵の才能が開花し、食事より絵を優先、
ある子は数学の才能が開花し、周りが見えず、数式を部屋の壁に書き殴ります。
キットはピアノをしていたこともあり、音楽の才能が開花しますが、ただ1人、ずっと反抗的な態度をとるヴェロニカだけ才能が開花しません。
ある夜、詩の才能に目覚めたアシュリーが叫び声をあげ、キットたちが部屋に駆けつけると、壁に消えていく人間が…。
アシュリーは「エリザベスが言葉をくれた」と口にします。
学校で過ごしていく中で集まった5人、みんな霊感があることが徐々にわかる中、キットはシエラが書いた絵画に「T.C」というサインがあることに気がつきます。
図書室で調べると19世紀の画家「トマスコール」という名が、アシュリーが口にする「エリザベス」も気になり調べると詩人「エリザベスウェップ」の名が。
深まっていく謎。この寄宿学校の目的はなんなのか、集められた5人みんなが霊感持ち。
過去の偉人と似かよった才能が開花していく4人と才能が開花しないヴェロニカ。
5人の運命やいかに。
洋館とタイトル通りダークな雰囲気、音楽で綺麗な世界観を表現した映画でした。
キットはチャーリーとチョコレート工場でヴァイオレットを演じたアナソフィアロブ。
色んな見方で楽しめる作品でした。
個人的な評価は
☆7/☆10
ホラー好きとしては恐怖加減が物足りず。
ただ、世界観、表現は大好きでした。それでは。